弁護士のホームページ作成の参考事例15選！作成のメリットやポイントも紹介

弁護士事務所のホームページでは、専門性や信頼感を伝える工夫が欠かせません。
ここでは、弁護士事務所の優れたホームページデザイン事例15選を紹介します。制作時の参考にしてみてください。
 

1. あかり総合法律事務所
2. 川口法律事務所
3. はなみずき法律事務所
4. 磯貝・宇佐美法律事務所
5. いぐち法律事務所
6. 川崎合同法律事務所
7. 谷口総合法律事務所
8. 法円坂法律事務所
9. 弁護士法人朝日中央綜合法律事務所
10. 橋爪・藤田法律事務所
11. エートス法律事務所
12. 横浜ターミナル法律事務所
13. みつ葉法律事務所
14. 愛知さくら法律事務所
15. 賀川法律事務所

あかり総合法律事務所のホームページでは、トップページに「お問い合わせ」ボタンがわかりやすく配置されており、相談への導線がスムーズです。

また、取扱業務がアイコン付きで一覧表示されており、視覚的にも理解しやすい設計になっています。料金体系も業務ごとに明確に記載されており、依頼者が安心して相談できる環境が整ったホームページといえるでしょう。
 

川口法律事務所のホームページでは、30年のキャリアを持つ弁護士の紹介や、弁護士からのメッセージが掲載され、信頼感の向上につながっています。

また、初回相談無料の案内がわかりやすく表示されており、相談への心理的ハードルを下げる工夫も見られます。主要な取扱分野は画像付きで紹介されており、視覚的に分かりやすいデザインも特徴。料金ページでは、各費用が明確に記載され、依頼者が事前に把握しやすい構成になっています。
 

はなみずき法律事務所では、トップページに事務所のアピールポイントを写真付きで掲載することで、訪問者にとって親しみやすい印象を与えています。

取扱業務はアイコンとともに整理されており、直感的に理解しやすい構成も魅力です。

さらに、アクセス情報が明確で、駅からの距離や地図が丁寧に掲載されており、来所しやすい工夫がみられます。
 

磯貝・宇佐美法律事務所は、2名の弁護士が在籍する名古屋市の法律事務所です。
ホームページはシンプルで洗練されたデザインが特徴で、事務所の理念や方針が冒頭で丁寧に伝えられています。

弁護士紹介ページでは、各弁護士の経歴や専門分野が詳しく記載されており、信頼性を高める構成となっています。また、取扱分野が一覧表示されており、依頼者が必要な情報にスムーズにアクセスできる設計も印象的です。
 

いぐち法律事務所では、土日祝日や夜間の相談も受け付けていることが強調されており、忙しい依頼者にも対応可能であることが伝わります。

「予約専用ダイヤル」も上部に大きく掲載され、相談や問い合わせのハードルを下げているのも特徴です。 また、27年の経験を持つ弁護士が在籍しているなど、事務所の特徴を写真付きで掲載し、わかりやすいのもポイントです。

川崎合同法律事務所のホームページは、シンプルで見やすく、やさしい印象を与えるデザインが特徴です。トップページには電話とWebでの「お問い合わせ」ボタンが固定表示されており、相談への導線が明確になっています。

取扱業務は大きなアイコンを用いて一覧表示されており、依頼者が目的のサービスにスムーズにたどり着ける構成です。

また「初めての法律相談」向けに、相談の流れを丁寧に解説したページも用意されており、相談者の不安を軽減する工夫が見られます。

谷口総合法律事務所は、地域密着型のサービスを提供する法律事務所です。トップページでは京都の風景写真が大きく掲載されており、地域に根ざした姿勢が伝わってきます。

ホームページの冒頭では、個人向けと法人向けのサービスが明確に分けられており、利用者が必要な情報にすぐアクセスできる構成です。

また、弁護士紹介ページには写真と詳細なプロフィールが掲載されており、親しみやすさと信頼性を兼ね備えたホームページといえます。

法円坂法律事務所は、大阪を拠点に、法人・個人事業主、個人、中国関連業務など、幅広い分野に対応しているのが特徴です。

ホームページでは、各サービスがアイコン付きで整理され、直感的に理解しやすい構成になっています。料金も業務ごとに分かりやすく記載されており、初めての方でも安心して利用しやすい設計です。

また、経営理念や事務所概要も丁寧に掲載されており、依頼者に安心感を与えるコンテンツが多いのがポイントです。

弁護士法人朝日中央綜合法律事務所は、全国に6拠点を構える大規模な法律事務所で、幅広い法律サービスを提供している事務所です。ホームページでは「当事務所が選ばれる理由」として、特徴や強みを分かりやすく掲載しています。

また、裁判・示談交渉や相続問題などに関するノウハウについても掲載されており、専門性と信頼性を高める構成が特徴です。

橋爪・藤田法律事務所は、愛媛県松山市にある法律事務所で、地域に根ざしたサービスを提供しています。

ホームページでは「ご相談の流れ」や「費用について」が、写真やイラストを交えて丁寧に説明されており、初めての依頼者でも安心して相談できるよう配慮されています。

また、交通事故や歯科医院顧問といった、特定分野に特化したサービスが明確に示されている点も、専門性をアピールする上で効果的です。

エートス法律事務所は、法人・個人の双方に向けたサービスを提供している法律事務所です。

ホームページは、落ち着いた色合いと洗練されたデザインが特徴で、取扱分野もわかりやすく分類。弁護士紹介ページでは、各弁護士の写真や詳細なプロフィールに加え、コメントも掲載されており、人柄が伝わる構成になっています。

横浜ターミナル法律事務所は、トップページに横浜駅の写真を掲載することで、横浜駅西口から徒歩2分という好立地がひと目で伝わるよう工夫されています。

個人・法人向けに多様な法律サービスを提供しており、各サービスはイラスト付きのアイコンでわかりやすく分類されています。

また、事務所設立の背景や理念も冒頭で紹介されており、信頼性を高める要素として効果的に機能しています。

みつ葉法律事務所は、離婚問題・債務整理・相続などの分野で豊富な実績を持つ女性弁護士が在籍しています。ホームページでは「相談から解決までの流れ」を写真付きで分かりやすく説明しており、依頼者に安心感を与える配慮がみられます。

また「離婚問題」「借金問題」などのテーマ別バナーが冒頭に配置され、相談内容に応じた詳細ページへスムーズに遷移できる設計です。

さらに、お問い合わせアイコンも固定表示されており、迷わず連絡できる導線が整っているホームページといえるでしょう。

愛知さくら法律事務所は、事務所名にちなんだ「さくら」をモチーフにしたデザインが印象的です。トップバナーには、地域に根ざしたサービス提供への姿勢がわかりやすく表現されています。

業務内容や弁護士紹介ページも充実しており、依頼者が必要な情報へスムーズにアクセスできる設計が特徴。法律相談の流れや費用についても明確に記載されており、初めての方でも安心して利用できる内容となっています。

賀川法律事務所は、交通事故や離婚、相続など多様な分野に対応している事務所です。

ホームページ冒頭では「私たちの得意な業務」として、主要業務をカテゴリ別に整理したエリアがあり、訪問者の関心に合わせた導線が設計されています。

また、「緊急の方へ」として問い合わせ先がトップページの目立つ位置に記載されており、急な相談にも迅速に対応できる姿勢が伝わる内容になっています。

弁護士事務所のホームページには、相談者の不安を和らげ、信頼を得るための情報掲載が欠かせません。

以下では、押さえておきたい基本的なコンテンツをご紹介します。

• 取扱分野・専門領域
• 弁護士プロフィール・経歴
• 料金・費用
• コラム
• F&Q

ホームページでは、どのような法律相談に対応しているかを明確に示すことが重要です。離婚や相続、刑事弁護など、対応可能な法分野を具体的に記載することがポイントです。

また「離婚問題に注力」「企業法務に強み」など、特に力を入れている分野があれば、それも明記すると、訪問者にとって有力な判断材料のひとつになるでしょう。

ただし、実績や専門性に言及する場合は、日本弁護士連合会の「業務広告に関する指針」に沿った記載が求められます。

たとえば「離婚訴訟の勝訴率◯％」などの表現は避け「離婚に関する相談を多数受けてきました」など、事実に基づいた表現が大切です。

参照：日本弁護士連合会「業務広告に関する指針」

弁護士のプロフィールや経歴を記載しておくことで、相談者に安心感を与えやすくなります。

主に記載しておくと良いプロフィールや経歴の項目は、以下の通りです。
 

• 弁護士の氏名
• 顔写真
• 経歴
• 出身大学
• 修習期
• 所属する弁護士会
• 前職

法律相談は「費用がわかりにくい」という声も多く、ホームページ上での丁寧な説明が欠かせません。

特に、以下の内容は具体的に明記しておくと良いでしょう。
 

• 初回相談は無料か有料か
• 着手金・報酬金の目安
• 成功報酬性の有無

コラムは、弁護士としての専門性を伝えると同時に、ユーザーの検索ニーズに応える重要な役割を担います。

たとえば「相続の基本」「離婚後の養育費の取り決め方法」など、身近なテーマに関する情報を発信することで、相談のきっかけをつくることも可能です。「遺言書は手書きで大丈夫？作成時の注意点」などのように、多くの生活者が関心を持ちやすいテーマで記事を作成すれば、ユーザーとの接点が広がるでしょう。

また、作成時には専門用語をできるだけ避け、日常的な言葉で丁寧に説明することがポイントです。さらに、弁護士自身の考え方や価値観が伝わる記事内容であれば、親近感や共感を得ることにもつながるでしょう。

よくある質問をQ&A形式でまとめておくことで、問い合わせ前の不安を解消しやすくなります。

F&Qの内容としては、次のような項目を掲載すると効果的です。
 

• 初回相談の流れ
• 所要時間
• 持参すべきもの
• 相談だけでも可能か

ホームページは単なる名刺代わりではなく、弁護士の活動や事務所の魅力を広く伝えるための重要なツールでもあります。

ここでは、ホームページを作成することで得られる、3つのメリットについて解説します。
 

1. 集客や相談件数の増加につながる
2. 専門性や信頼性をアピールできる
3. 他の事務所との差別化が図れる

多くのユーザーは、法律相談を検討する際に「〇〇市 弁護士」などのキーワードで検索し、ホームページを訪れます。そのため、Web上に事務所の情報が掲載されていなければ、存在を知ってもらう機会を逃すことになります。

ホームページを開設し、SEOを適切に行うことで、検索経由での相談件数の増加が期待できます。

たとえば「初回相談30分無料」などの訴求をトップページに配置したり、問い合わせフォームや電話リンクを目立たせたりすることで、ユーザーの行動をスムーズに促せるでしょう。

さらに、24時間受付可能なWebフォームやチャットボット、LINE公式アカウントへの導線も設けておけば、時間や場所を問わず問い合わせを受け付けられます。こうした仕組みを整えることで、より多くの相談につながる可能性もあるでしょう。

法律相談では「この弁護士に任せても大丈夫か」という信頼が、依頼の決め手になることが少なくありません。ホームページ上で、取扱分野や対応実績、理念などを丁寧に掲載することで、弁護士としての専門性や信頼感を伝えられます。

たとえば「企業の労務トラブルを継続的にサポート」「成年後見に特化した地域密着型の対応」など、具体的な強みを明記することで、依頼者に安心感を与えられます。
また、プロフィールや理念も掲載することで「この人なら相談してみたい」と思ってもらえるきっかけにもなるでしょう。

弁護士事務所は、見た目やサービス内容の違いが表に出にくく、差別化が難しい業種でもあります。そのため、ホームページで独自の取り組みや強みを明確に発信することが重要です。

たとえば「女性弁護士による対応」「子育て中の親向けに柔軟なスケジュール調整が可能」など、相談者の立場に寄り添ったポイントは、他の事務所と差別化にもつながります。

さらに、文章のトーンやサイトデザインの工夫も大切です。堅苦しさを和らげた表現や、柔らかい色合いを用いたデザインにすることで、より相談しやすい印象を与えられるでしょう。

弁護士向けのホームページを制作会社に依頼する際は、どの会社に依頼するかが成果を大きく左右するポイントになります。

ここでは、依頼前に確認しておきたい以下の4つのポイントをご紹介します。
 

1. 制作実績が豊富か
2. SEOなどWebマーケティングの知識があるか
3. コストとサービス内容のバランスが適切か
4. 制作後のアフターフォローが充実しているか

弁護士事務所のサイト制作実績が豊富な会社は、業界の特性や利用者のニーズを理解しているため、成果につながりやすい構成やデザインの提案が期待できます。

たとえば、離婚や相続を専門とする事務所であれば「安心感を前面に出したデザイン」など、分野ごとの訴求ポイントを押さえた提案が可能です。

また、他の法律事務所の制作事例が公開されていれば、ホームページの方向性をイメージしやすく、打ち合わせの参考にもなります。多くの制作会社では、自社Webサイトに実績を掲載しているため、事前に確認しておくと安心です。

ホームページは、作成して公開するだけでは、思うような集客効果を得られません。検索結果で見つけてもらうには、SEO（検索エンジン最適化）など、Webマーケティングの知識が欠かせません。

たとえば「〇〇市 弁護士」といったキーワードで上位表示を目指すためには、キーワード設計やページ構成の工夫が必要です。また、よくある相談内容をまとめた「F&Qページ」などを設置することで、検索ユーザーのニーズに応える導線づくりが可能になります。

制作会社を選ぶ際は、集客やブランディングを見据えた提案ができるかどうかも、重要な判断材料になるでしょう。

ホームページ制作の費用は会社によって差があり、高額だからといって必ずしも満足できる成果物があがるとは限りません。大切なのは、費用に見合ったサービスや提案を受けられるかどうかです。

たとえば「初期費用は抑えめでも、月額サポートで定期的な改善提案が受けられる」など、事務所に合った料金体系が選べるとより安心です。

また、見積もり時にはどこまでが基本サービスで、どこからがオプションかを確認しておくことも大切です。必要な機能が含まれているかどうかを事前に把握しておけば、想定外の費用が発生するリスクも防げるでしょう。