司法書士のホームページ作成の参考事例15選！作成のポイントや費用相場も紹介

司法書士のホームページを作成する際は、他の事務所のデザインや構成を参考にするのがおすすめです。

ここでは、実際に運用されている司法書士事務所のホームページを15サイトピックアップし、参考になるポイントや特徴を紹介します。

1. はぎわら司法書士法人
2. 司法書士法人東大阪前川滝川事務所
3. 石山通り司法書士法人
4. 司法書士法人東京さくら
5. 司法書士ウィステリア総合法務事務所
6. アウル合同司法書士事務所
7. みなみ大阪法務事務所
8. 司法書士法人さくら国際
9. L&P司法書士法人
10. 千野隆二司法書士事務所
11. 勝司法書士法人
12. 福田大栗司法書士事務所
13. はながすみ司法書士事務所
14. 司法書士法人わたなべ法務事務所
15. 中田司法書士事務所

はぎわら司法書士法人は、相続や登記など幅広い業務に対応している事務所です。

ホームページでは対応業務がわかりやすく整理されており、初めて訪れる方にも親切な設計が特徴。代表司法書士による顔写真付きのメッセージからは、誠実さや親身な姿勢が伝わり、信頼感を高めています。

また、「事例紹介」や「コラム」「ブログ」など、閲覧者の不安に寄り添う情報発信も充実しています。写真を効果的に使い、温かみのある雰囲気が伝わるホームページです。

司法書士法人東大阪前川滝川事務所のホームページは、ファーストビューに「一度のご相談が一生のお付き合いに」というメッセージを掲げ、依頼者との関係構築を大切にしている姿勢が伝わります。

登記・相続・信託・債務整理などの対応業務もわかりやすく明記されており、初めての方でも相談可能な内容をすぐに把握できます。代表やスタッフの紹介ページからは、事務所の雰囲気や人柄も伝わり、信頼感を後押ししています。

さらに、実務的な情報を丁寧に発信しており、相談事例やブログ・コラムなども充実。地域密着型の信頼性と、総合力の高さが伺える構成です。

石山通り司法書士法人のホームページでは、「さっそく聞いてみる」というCTAボタンを目立つ位置に配置し、訪問者がすぐに相談へ進める導線を工夫しています。

個人向け・法人向けそれぞれに業務内容を丁寧に紹介しており「相続」「家族信託」から「会社設立」「事業承継」まで、幅広い相談に対応できる点が特徴です。

中でも「解決ストーリー」や「お客さまの声」といった事例紹介コンテンツが充実しており、実績と信頼性を視覚的に伝える構成が魅力です。温かみと専門性を兼ね備えたデザインにより、初めての相談でも安心感を持って問い合わせできるホームページといえます。

相続に特化した司法書士法人東京さくらのホームページは、相続の経験がない方でも迷わず行動に移せる構成が魅力です。

トップページには「相続手続きの流れ」がわかりやすくまとめられており、手続き全体の見通しを持てるよう配慮されています。業務ごとの費用も明記されており、依頼のハードルを下げる工夫が随所に見られます。

また「相続セミナー情報」「メディア掲載実績」「お役立ちコンテンツ」など、情報発信コンテンツも充実。初回無料相談への導線も明確で、問い合わせへと自然につながる設計が特徴です。

ウィステリア総合法務事務所は、地域に密着した法務サービスを提供する事務所です。ホームページ全体は落ち着いたデザインで統一されており、閲覧者に安心感を与える雰囲気が特徴。

「各種費用」ページでは、業務ごとに報酬額を明示しており、初めての方でも費用感をつかみやすくなっています。「遺産相続」「企業顧問」などサービスごとの紹介も簡潔で、相談内容に応じた情報を見つけやすい構成です。

問い合わせフォームもシンプルで使いやすく、利便性と信頼感を兼ね備えたホームページといえるでしょう。

40年の実績を持つアウル合同司法書士事務所は、相続・遺言の分野に強みを持つ事務所です。

ホームページでは「選ばれる理由」として、専門性・対応力・親身な姿勢など、事務所の特長が明確に打ち出されています。不動産や預貯金の相続、遺言書作成など幅広い手続きに対応可能で「わかりやすい説明」や「迅速な対応」といった方針も掲げられており、相談者に安心感を与えます。

相談内容に応じた適正価格や、駅から徒歩3分のアクセス、訪問相談への柔軟な対応なども記載されており、地域に根ざした信頼性の高いホームページといえるでしょう。

大阪府岸和田市に拠点を置くみなみ大阪法務事務所は、相続・遺言・成年後見など家庭の法的悩みに幅広く対応する、地域密着型の事務所です。

トップページには、2024年の法改正「相続登記の義務化」を解説する特設ページへの導線を配置し、最新情報を迅速に届けています。

さらに、初回相談無料・法テラス利用可・出張相談対応など、利用者に寄り添うサービスも明示。代表司法書士による温かなメッセージが信頼感を後押しし、相談へのハードルを下げているホームページといえるでしょう。
 

司法書士法人さくら国際では、外国人の相続・遺言・不動産登記などの国際業務に精通した司法書士法人です。

ホームページでは、相続・信託・企業法務・生活トラブルといった、幅広い業務を分かりやすく分類し、閲覧者の求める情報へスムーズにアクセスできる構成が魅力です。国際的な相談内容や会社登記に関する専門性についても明記されており、多様なニーズに応える体制が整っていることが伝わります。

また、対面だけでなく、ZoomやLINE相談にも対応する柔軟な体制が記載され、多様なニーズに応える姿勢が伝わります。法改正情報や相談事例も豊富で、初めての依頼でも安心できる内容です。

L&P司法書士法人東京事務所は、不動産登記・商業登記から債権譲渡登記まで幅広く扱う総合型の司法書士法人です。

紹介ページには、スタッフごとの専門分野や実績が詳細に掲載され、信頼性を高めています。相続では年間100件超の案件を手がけるほか、大規模な登記にも対応可能と強調されています。

土地家屋調査士法人とのワンストップ連携も強調されており、法人・個人を問わず「ここなら任せられる」と感じられる構成になっています。

千野隆二司法書士事務所のホームページは、必要な情報をトップページに集約したシンプルな設計が特徴です。業務内容を「不動産登記」「商業登記」「遺産相続」など項目別に整理し、詳細ページへスムーズに遷移できるため、初めての訪問者でも迷いにくい構成です。

ページ下部に大きく配置されたCTAボタンは、問い合わせを強力に後押しし機会損失を防止。コンパクトながらも、実用性と集客の導線を両立している点が参考になるホームページといえるでしょう。

東京・大阪・横浜に拠点を構える勝司法書士法人は、「問題解決のプロ集団」というキャッチコピーとともに、実績や専門性を端的に伝えるトップページが印象的です。

「お客様に喜ばれる理由」「税理士・会計士の方へ」といった対象者別の導線も工夫されており、訪問者が必要な情報へスムーズにアクセスできる設計も参考になります。

また、事業内容を「商業・法人登記」「債権・動産譲渡登記」などに分類し、特設ページへリンクさせることで詳細説明にも配慮。セミナーや出版などのアウトリーチ活動も積極的に紹介されており、信頼性を高める構成となっています。

福田大栗司法書士事務所は、「話をよく聞き、真の目的を引き出す」という姿勢を掲げ、相談者に寄り添う柔軟な対応力が特長の事務所です。

登記・相続といった基本的なサポートに加え、任意後見や民事信託といった生前対策にも力を入れており、士業連携の強みも明記しています。

料金表の明瞭さやオンライン相談・LINE対応など、ユーザビリティを意識した導線設計も際立っており、個人・法人問わず安心して依頼できるホームページといえるでしょう。

はながすみ司法書士事務所は、相続関連業務を中心に幅広い登記・法務サービスを提供している、地域密着型の事務所です。

ホームページのトップには、司法書士やスタッフの集合写真が掲載されており、親しみやすさとチームの一体感が伝わります。「お客様の声」では、手書きのアンケート画像をそのまま掲載しており、リアルな感想と信頼感を伝えています。

業務案内はカテゴリごとに細かく分類され、平日夜間や土日祝の相談にも対応。忙しい相談者への配慮が行き届いた設計になっています。

福島県に拠点を構える司法書士法人わたなべ法務事務所は、震災・原発事故を背景とした復興支援に取り組む姿勢が特徴的です。

ホームページでは、地域との関わりを丁寧に綴った創業者メッセージや、避難区域支援の歴史が紹介されており、強い使命感が伝わります。

いわき市・富岡町の2拠点から支援を継続しており、特異な法的課題にも実績を持つ点が信頼性担保の後押しになっている点も魅力の一つでしょう。地域密着と社会的責任を両立した姿勢が感じられるホームページです。

中田司法書士事務所は、相続や遺言といった老後の資産管理に強みを持ち、「むずかしい法律をわかりやすく」というメッセージで親しみやすさを演出しています。

ホームページでは、空き家や相続放棄といった身近なテーマを扱うコラムを掲載し、閲覧者の課題に寄り添う内容を展開しています。

「ご依頼の流れ」「業務内容」「料金目安」といった基本コンテンツも整理されており、初めての相談者でも不安なく進められる設計が特徴です。信頼性と分かりやすさを両立したホームページといえるでしょう。

司法書士のホームページには、訪問者が安心して相談できるよう、信頼感を高める情報をバランスよく掲載することが大切です。

ここでは、司法書士のホームページ作成において必要なコンテンツを紹介します。
 

• 事務所紹介・プロフィール
• サービス内容・対応業務
• 料金表・費用体系
• 相談・問い合わせフォーム
• コラム・ブログ

事務所紹介や司法書士のプロフィールは、信頼感を高めるために欠かせない基本情報です。

代表司法書士の経歴や保有資格に加え、「どのような思いで仕事に取り組んでいるのか」といったメッセージを添えることで、事務所の姿勢や理念がより伝わりやすくなります。

さらに「相続手続きを中心に対応」「地域密着型の事務所」といった事務所の強みや特徴も記載することで、他の事務所との差別化にもつながるでしょう。

また、スタッフ紹介ページも設けることで事務所全体の雰囲気が伝わり、相談への心理的ハードルを下げる効果も期待できます。顔写真も掲載すると、誠実さや親しみやすさも印象付けられるでしょう。

どのような業務に対応しているかを明記することで、訪問者は「自分の相談内容に合った事務所かどうか」をすぐに判断できます。不動産登記や相続・遺言、成年後見といった主要分野は、トップページなど目立つ場所に掲載しておくとよいでしょう。

また、「相続手続きの対応実績多数」といった実績を具体的に示すことで、他の事務所との差別化にもつながります。さらに、「初回相談無料」「土日も対応可能」などの柔軟な対応についても記載しておくと、安心感を与える要素になります。

どのような悩みに対応できるのかを明確に伝えることが、訪問者の不安をやわらげ、信頼の獲得や問い合わせ促進へとつながるでしょう。

料金表や費用体系は、訪問者に安心感を与えるうえで非常に重要なコンテンツです。司法書士の業務は内容によって費用が異なることが多いため、「相続登記：〇円～」「会社設立登記：〇円～」といった目安を記載しておくことで、不安を軽減しやすくなります。

特に、初めて依頼を検討している方にとって、費用が不明確なホームページは心理的なハードルになりやすいです。「見積もりは無料」「実費以外の追加料金は発生しません」といった表記を添えると、誠実な印象を与えやすくなります。

料金体系を明確に示すことで、他の事務所と比較検討する際の安心材料となり、選ばれる理由のひとつになるでしょう。

司法書士のホームページでは、最終的に「相談してみよう」と思ってもらえる導線設計が欠かせません。問い合わせフォームは、メニューやページ下部など視認性の高い位置に設置し、訪問者が迷わずアクセスできるようにしましょう。

また、入力項目は氏名・電話番号・相談内容などに絞り、できるだけシンプルな構成にすることで、送信までの心理的なハードルを下げられます。

さらに、フォームの近くに「よくある相談内容」や「対応分野の一覧」を掲載すれば、自分の悩みにも対応してもらえそうだと、安心してもらえる効果も期待できます。

「24時間受付」「原則1営業日以内に返信」などの目安も添えることで、誠実で信頼できる印象を与えられるでしょう。

コラムやブログは、司法書士の専門性を伝えると同時に、訪問者に寄り添った情報発信ができる貴重なコンテンツです。

たとえば、「相続登記の流れ」「遺言書作成の注意点」など、実務に直結したテーマは、閲覧者の悩みと自然に結びつきやすく、相談のきっかけにもつながりやすくなります。

作成時には、できるだけ専門用語の多用を避け、噛み砕いた説明を心がけることがポイントです。難しい印象を与えず、わかりやすく親しみやすい文章にすることで、事務所の誠実さや配慮が伝わるでしょう。

また、定期的に更新することで、SEOの効果も高まり、検索エンジンからの評価にもつながります。テーマ設定には、実際に多く寄せられる相談やよくある質問を活かすと、訪問者の関心やニーズとよりマッチしやすくなるでしょう。

司法書士のホームページでは、見やすさやデザイン性だけでなく、「誰に向けて」「何を伝えるか」といった設計面での工夫も重要です。特に、オンライン上で初めて接点を持つ訪問者に対して、信頼感や安心感を与えられるかどうかは、依頼の有無を左右する要素になり得ます。

ここでは、司法書士のホームページを効果的に活用するために、押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。
 

1. ターゲットとなる顧客層を明確にする
2. 信頼性を高めるデザインにする
3. SEO対策を意識したサイト設計にする
4. 相談や問い合わせまでの導線を工夫する
5. 事務所の強みや専門性をアピールする

ホームページを作成する際に重視すべきなのが、「誰に向けたサイトにするのか」という点です。

たとえば、個人向け業務（相続・遺言・不動産登記など）が中心の場合と、企業向け業務（商業登記・会社設立など）に特化する場合とでは、掲載すべき情報や訴求ポイントが大きく異なります。

個人向けであれば、難解な専門用語を避け、身近な言葉で悩みに寄り添った説明を心がけるとよいでしょう。一方、企業向けでは、対応のスピード感や正確性を訴求する構成が求められます。

顧客層を明確にすることで、使う言葉のトーンや写真の選定、ページ全体の導線設計にも統一感が生まれ、結果として「相談しやすいサイト」に近づけるでしょう。

司法書士のホームページでは、訪問者に「安心して相談できそう」と思ってもらえるようなデザインが重要です。

落ち着いた色合いや読みやすい文字サイズ、すっきりと整理されたレイアウトは、視覚的な安心感に直結します。第一印象を左右するファーストビューには、事務所名や対応地域、主な業務内容などをわかりやすく配置することがポイントです。

また、写真を掲載する際は、司法書士本人やスタッフの表情が見えるものを選ぶと、温かみや親近感が伝わりやすくなります。細部まで配慮されたデザインは、業務に対する真摯さや丁寧な対応力が伝わる要素の一つになるでしょう。

見た目の印象は意思決定に影響を与えることも多いため、信頼を獲得するうえで大切な要素といえます。

ホームページを「ただの名刺代わり」ではなく、「集客につながるツール」として機能させるには、SEOを意識した設計が欠かせません。

たとえば、「地域名＋司法書士」「業務名＋相談」などの検索キーワードを、ページタイトルや見出しなどに自然に組み込むことで、検索エンジンからの流入が期待できます。

また、スマートフォンでの閲覧に最適化されたモバイルフレンドリーな構成も重要です。スマートフォンで見にくいサイトは離脱されやすく、Googleなどの評価にも悪影響を及ぼす可能性も考えられます。

その他、SEO対策を意識したサイト設計で大切なことには、以下のようなポイントが挙げられます。
 

• シンプルで内容が想像しやすいURL構造にする
• トップページから各ページへの階層を多くても4階層にする
• 実績や事例などの信頼につながる情報を掲載する
• 業務内容ごとに質の高い専門コンテンツを用意する
• 関連ページへの内部リンクを適切に設置する
• ページの表示速度を最適化する

どれだけ内容が充実したホームページであっても、最終的に「問い合わせ」や「相談」につながらなければ意味がありません。訪問者が迷わず行動に移れるよう、導線設計への工夫は欠かせないポイントです。

たとえば、ファーストビューに「お問い合わせはこちら」といったCTAボタンを設置すれば、関心を持ったタイミングでスムーズにアクセスしてもらえるでしょう。

また、ページ下部やサイドメニューにも問い合わせボタンを設けておけば、スクロール後でもアクセスしやすくなります。さらに、タップで発信できる電話番号の設置や、問い合わせフォームへの直リンクなど、複数の手段を用意することで離脱を防ぎやすくなるでしょう。

ホームページは、他の司法書士事務所と差別化し「ここに相談したい」と思ってもらうための重要なツールです。数ある事務所の中から選んでもらうには、自社の強みや専門性をしっかりと打ち出すことが必要になります。

たとえば、「相続登記の年間対応件数が地域トップクラス」「外国人の在留資格に関する申請実績が豊富」といった具体的な特徴は、訪問者の判断材料のひとつになり得ます。

単に「〇〇に対応しています」と記載するよりも、どのようなケースにどんな姿勢で取り組んでいるかを伝えることで、信頼感も高まるでしょう。

司法書士のホームページ制作にかかる費用は、依頼する制作会社のプラン内容や構成のボリュームによって大きく異なります。

一般的な相場としては、制作費用で30万～200万円程度、月額の保守管理費用は5,000円～2万円ほどが目安です。

ページ数やコンテンツ量が多い場合などは、その分費用が高くなる傾向があります。さらに、予約フォームやチャット機能、顧客管理などのシステムを導入する場合にも、別途追加費用が発生するケースがあります。

依頼前に必要な機能などを整理しておくことで、不要なコストを抑えられるでしょう。

成果につながるホームページを作成するには、制作会社選びが重要です。

ここでは、司法書士のホームページが得意な制作会社を選ぶ際の、4つのポイントを紹介します。
 

1. 制作実績が豊富か
2. SEOなどWebマーケティングの知識があるか
3. 作成・運用にかかるコストが妥当か
4. 更新・運用サポートが充実しているか